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アレルギー鼻炎の予防法(花粉症の予防法)

2005年1月30日 07:58月刊 漢方の旅

今年は花粉症が大流行のようで、すでに鼻炎にかかっている人もいるので間違いないでしょう。 アレルギーの原因は花粉、ブタ草、ハウスダストと多くありますが、これらを空気中から排除することは不可能です。

そこで身体の防御作用を強化することが最大限の予防となります。 鼻炎も喘息もそうですが、かぜの症状なので基本的にはカゼをひかない体質に改善することです。

まず、食事の注意や皮膚を鍛える(昔から乾布摩擦など)のも一つです。 漢方では、鼻炎の症状が出た時に使う薬と予防として使われる薬があります。

今回は予防の薬をご紹介します。

この薬は皮膚や粘膜から浸透する外敵から守るため、皮膚の毛穴をしっかり固め、粘膜を強化する薬です。 この薬は胃腸が弱く、疲れやすく、動くとすぐに汗をかきやすい体質にもよく効きます。 「玉屏風散」という薬を日頃から服用することをお奨めします。

また、日頃から蓄膿の症状がある人が春になると鼻炎を起こす時は、鼻淵丸を併用すると良いでしょう。 漢方薬は病院で頂いている抗アレルギー剤と併用しても大丈夫です。 漢方は基本的に食前服用となっていて、眠気や口の乾きはありません。 漢方薬では小青竜湯が多く使われるが、これは症状が出た後に使われる薬の一つです。 特に目の痒みやくしゃみをすると汗ばむ人には使えません。漢方以外にも「細胞賦活剤ルミン」やニンニク製剤を使用すると予防効果が増します。