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免疫を調整する薬

2005年12月30日 07:51月刊 漢方の旅

今年も残り少なくなりましたが、このコラムも今年最後となります。 「いつも読んでいます」と声をかけられたり、相談に来られたり、公演を依頼されたりと長年書いていると反響が少しずつ増えてくるのを感じます。 来年もさらに解りやすく書いていくつもりですので是非今後もお読み下さい。

今回は漢方の話からそれますが、免疫について。

我々は健康の大切さを病気になって初めて感じますが、病気というものは風邪から、極端に言えば癌まで体はシグナルを送って異常を知らせます。 発熱、痛み、出血、痒み、だるさ、発疹、大小便の異常など症状を書けばきりがありません。 これは全て免疫が関係しています。

免疫異常

たとえば花粉、ハウスダストが体内に侵入すると免疫が働き、くしゃみ、鼻水が出てこれを排除しようとする正常な作用なのですが、本人は辛いので薬を使用する訳です。 根本は免疫異常を正常に戻すことです。

免疫低下

逆に免疫が低下しているのが風邪、インフルエンザなどのウイルス感染症、癌です。
この場合は常に免疫を高めておく必要があり、このような免疫の調節は人間の生命に重要な要素となっています。 生活習慣における食事、運動、環境に気をつけることが必要ですが、最近「感光色素」という細胞賦活薬が免疫の調節に優れた効果を挙げています。

商品名「ルミンA」でアトピー、喘息、化膿症、膠原病、鼻炎など免疫失調の方に漢方薬との併用をお奨めします。