アレルギーと漢方薬
2006年9月26日 21:40月刊 漢方の旅
アレルギー反応とは
- 体の中の抗体と体の外から異物(抗原)が入ってきて抗原抗体反応が起きること。
- 分の体に異物を感じて拒絶する反応。
- で多いのは花粉症、ハウスダスト、そばなどの食物、アトピー皮フ炎など。
- は膠原病と言われる皮フ病、リウマチなどがあげられます。
薬を決める方法
今の医療では抗原抗体反応が起きない様に抗アレルギー剤やステロイドが主流となっています。 漢方薬では抗アレルギー薬というのはありませんが、それぞれの病状を見て薬を決める方法をとっています。
たとえば、花粉症であれば発作時の症状を聞いて、薬を決めます。 これを「標治法」と言います。
症状がない時には花粉症を起こさない様に別の漢方薬を使います。 これを「本治法」といってアレルギーを起こさない体作りをすることを目的にします。
ところが、患者の方がこの本治法をなかなか続けてくれないので、その時期になるとまたアレルギーを起こすことになります。
漢方薬を選択する場合はそれぞれ体質が違っているので、 食欲や寒熱の有無、汗の多少、大小便の状態、ノドの乾きなど確認するにより、薬を決定します。
時間をかけて本治を
アレルギーというのは全員が起こす訳ではないので、発症する体質に問題があり、時間をかけて本治をするべきです。
当店では漢方薬と併用して細胞賦治薬「ルミン」、電解カルシウム、葉緑素などを使うことにより効果を高めています。