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不眠症と漢方薬

2006年11月20日 11:10月刊 漢方の旅

不眠症の現状

ストレスや高齢化に伴い患うものの中に不眠症があります。

睡眠剤で一時的な場合はすぐに解決しますが、慢性的になると悩んでいる方が多いようです。

不眠症と漢方薬

人間は元々、夜になると眠くなり朝になると起きるというバイオリズムがありますが、色々な原因でそのリズムが乱れると不眠症になります。 漢方はそのリズムを取り戻すように働く訳ですから、習慣性や朝の不快感はありません。 漢方薬は眠りを強制するのではなく、いわば脳の栄養剤と考えられます。 そのため効果が出るまで時間が少しかかることや1日3回服用することになります。

漢方薬を選ぶポイントいくつか挙げてみます。

  1. 体が疲れているのに、なかなか寝付けない。眠りが浅く、体がなんとなく火照っている。
  2. ストレスが多く、イライラして動悸がしたり夢を多く見たりする。お腹いつも張って苦しい。
  3. 悩みが多く、人としゃべるのを嫌い、家にこもりがち、食欲がなく、動悸がする、疲れやすく気力が出ない。体は冷え性。
  4. 高齢者に多く、眠りが浅く、夢が多く、朝方早く目がさめる。物忘れがひどい。足腰が弱く痛みを伴うことが多い。
  5. 悩みが多く、疲れやすく、変な夢を多く見る。その朝は疲れがひどく、ぐったりしている。顔色が悪く動悸が多い。尿が近く、もれることもある。男性は夢精があり昼間でももれることがある。


上記の症状があればお問い合わせ下さい。