HOMEタクヤブログ>肌荒れにみる臓器の不調 ~肌は内臓の具合を移す鏡です!~

肌荒れにみる臓器の不調 ~肌は内臓の具合を移す鏡です!~

2007年11月19日 12:33月刊 漢方の旅

高温多湿の酷暑だった今年の夏。

体内に余分な熱が停滞した状態を漢方では「熱毒」と呼びますが、余剰な熱が体内を傷つけ、ニキビや吹き出物、肌荒れの原因となる事があります。特に最近急に皮膚が赤みを帯びて荒れて(かぶれて)きた、赤みやかゆみを伴うような吹き出物が増えた、と言う方は夏の疲れが残り悪さをしている可能性があります。

こういった種類の肌トラブルには清熱効果を持った生薬を用いた漢方薬で対応します。余剰な熱を取りさらい、体内に溜まった毒素を排出させることによってお肌の元気を取り戻すことができます。普段のお肌の手入れももちろん大切ですが(私は肌に元気を与える生薬を配合したローションでのパックやパッティングをお勧めしています)、体内に起こったトラブルは漢方による内側からのケアが必要です、どうぞご相談ください。体内デトックス(解毒)を行い、すっきりとしたお肌と生活を取り
戻しましょう。

なお、「食欲の秋だ」と心の赴くがまま暴飲暴食して吹き出物が増えた、という方もご相談下さい、もれなく私の長いお説教が付いてきますが良いお薬を差し上げます。